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水虫の感染経路と予防方法

2019年09月24日
水虫の足裏

水虫の原因となる白癬菌は、顕微鏡で見なければその姿を目に止められないほどの小ささです。そのため、どこで感染したのか気付いていないはずです。でもその性質や感染経路を知っていれば予防方法も自ずと分かるはずです。

白癬菌はカビの一種ですから、高温多湿の環境を好みます。梅雨時期から夏場にかけてやたらと水虫薬のCMが多くなるのは、この頃の日本は高温多湿でカビが増殖しやすい環境となっているからです。すなわちこの頃を中心に注意を配らなければならないというわけです。でも、それ以外にもあらゆる場面で意外と高温多湿の環境は作られています。絶対にうつりたくないという意志があるならば、一年を通じて毎日気をつけていたほうが良いのです。

例えば公衆浴場、プールなどは裸になって利用します。すなわち足元も裸足で白癬菌が付いた角質がどこにでも落ちていて不思議ではない状況なのです。特に公衆浴場のマットなどは最悪です。湿気も温かさもどちらもあるのですから、カビが増殖していないはずがありません。誰が使っているかも分からないような公衆浴場のマットは、出来れば避けることをおすすめします。
もしも家族の中にも水虫患者がいれば同じことです。マットはもちろんタオルやスリッパなど、とにかく直接角質が触れてしまいそうなものは共用しないようにしましょう。そして清潔な自分だけのタオルを使うようにします。乾燥させても白癬菌は生命力が強く、まだ居なくなってはいません。とはいえタオルの繊維の奥深くまで入り込んでいるわけではありませんから、洗濯をすれば大部分が流れてしまいます。しっかり洗った後に太陽の光に当ててよく乾燥させたものを使うことです。毎日は無理でも、定期的に床の掃除なども行ってください。

最近はクールビズも定着し、夏場にネクタイとスーツで大汗をかきながら営業に回っているというサラリーマンは少なくなりました。でも足元はまだまだクールビズとはいえず、暑い中でも革靴です。この靴の中も持ち主の汗と体温で最適な環境が作られてしまっているのです。革靴を洗って清潔に、というのは難しいでしょうから、せめて2足以上持っておいて交互に履くようにしてください。一日置くことで乾燥させてカビが活発化しにくい状況を作るのです。もちろん靴下もこまめに履き替えること、そういった日々の努力で清潔に保つことが白癬菌の増殖を防ぎ、それ以上水虫が感染するのを防ぐこととなります。